交流戦閉幕。ペナントレースへの影響は?

5月中旬から始まった、今年のセ・パ交流戦が終了しました!
 
これまで、パ・リーグが強いと言われてきた交流戦でしたが、今年は55勝53敗でセ・リーグが去年から2年連続となる勝ち越しを決めました!
 
やはり強かったというチームや、急に失速してしまったチームなど色々ありました。交流戦はそれぞれのペナントレースに大きな影響を与えたのではないでしょうか?
 
 
まず、セ・リーグの交流戦による影響を考えてみましょう。
 
セ・リーグは、ヤクルトと阪神が大きく貯金を作り、DeNAが五分の成績、残りの3球団は負け越しという結果になりました。
 
ヤクルトは2位にゲーム差2をつけて、見事交流戦優勝を手にしました!しっかり、リーグ順位も首位をキープ。なんと、この間の成績は14勝4敗。交流戦全カードで勝ち越しを決めての優勝でシーズン通してみても、9カード連続勝ち越しの球団新記録を樹立しました!
 
個人成績では、村上選手が打率3割5分越えで本塁打数6本を記録し、見事MVPに輝きました!投手陣では、小川、高橋が防御率1点台をマークし、投打ともにしっかりとした成績を残しました。チーム防御率が2点台と安定していたことも勝ち星を増やした要因となっています!
 
また、2位の阪神もリーグ最下位から脱出し、交流戦明けは4位からのスタート。巻き返しを図ります!
 
なんと言っても、西投手、青柳投手など先発陣の防御率が非常に良く、チーム防御率は脅威の1点台!交流戦前まで不調だった大山選手が復調し、投打共にかみ合ってきました!
 
一方で、心配なのがカープです。カープは交流戦明けまで、ヤクルト、巨人と共に首位争いを繰り広げていました。ところが、交流戦に入ると、5勝13敗と大きく負け越し、4位との差が2ゲームに縮まりました。
 
交流戦チーム打率は、2割1分台で防御率が4点台と投打共に悪い流れを断ち切れませんでした。カープは交流戦後、立て直しが急務です。
 
 
次に、パ・リーグの交流戦による影響を見てみましょう。
 
パ・リーグはロッテだけが交流戦勝ち越しを決め、星が5分の球団が3チーム、8勝10敗が2チームと大きく差が開いた球団はありませんでした。印象としては、交流戦前の順位に最終的に戻ったようなイメージです。
 
ソフトバンクは一時期調子をあげて、交流戦上位に浮上していましたが、最終カードのヤクルト戦で3連敗してしまい、貯金をつくることが出来ませんでした。
 
その一方で、交流戦打率2割6分7厘は全球団の中でトップのチーム打率であり、チーム防御率も2点台と安定した成績を残しました!これが、交流戦明けにどう繋がるかがポイントです!
 
楽天は中盤まで苦しい戦いを繰り広げました。リーグ首位をソフトバンクに明け渡したり、苦しい交流戦でした。
 
チーム打率は2割2分8厘、防御率は3点台とあまり良い状況ではなかったものの、最後のカープ戦、巨人戦で勝ち越しを決め、なんとか5分で交流戦を終えました。結果として、交流戦前の首位に返り咲き、ここからの戦いで勢いを付けたいところです!
 
パ・リーグは、大きな差が付かなかっただけに、交流戦明けの戦い方が非常に重要になってきます。どのチームが大きく勝ち星を伸ばすことができるかが注目です。
 
 
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